所属 | ジオン公国 |
---|---|
出身地 | サイド6 |
所属部隊 | フラナガン機関 |
年齢 | 不明 |
階級 | フラナガン機関主宰 |
能力 | ニュータイプ研究 |
フラナガン博士は、一年戦争以降の戦乱に技術面で大きな影響を与えた科学者です。
フラナガン博士の技術は、ニュータイプという人類の新しい可能性を兵器へ転用してしまいました。
「マッドサイエンティスト」と呼ばれたフラナガン博士。
一体、どの様な人物だったのでしょうか?
ニュータイプ研究者 フラナガン博士
フラナガン機関。
これはジオン公国が主導し、宇宙世紀0079.6にサイド3でニュータイプを研究する目的で設立された民間施設です。
フラナガン博士は主宰として着任後、一年戦争勃発前からジオン・ダイクンがあり方を示した「ニュータイプ」の能力を科学的に示すべく、独自の研究を積み重ねています。
もともと、サイド6に居住していたようなのですが、ジオン共和国の今後の可能性と地球連邦政府のニュータイプ否定論で、自分の研究を行い易い環境を求め、ジオンの本拠地であるサイド3へ移住。
そこで、ニュータイプに興味を持つキシリア・ザビと接触を重ね、フラナガン機関の設立にこぎ着けました。
この事で、フラナガン博士にとっては「スポンサーを得た」ことと同義であり、研究は飛躍的に進んでいきます。
科学者の性
ギニアス・サハリン技術少将
ジオン公国軍の地球方面軍に所属していたヨ。
ギニアスはアプサラス計画という超兵器の開発を一任されていた優秀な化学者です。
ビグ・ザムを凌駕する機動力と攻撃力を備えた拠点攻略用モビルアーマーだヨ。
しかし、その開発には手段を選ばず研究仲間や反対派を意図も簡単に毒殺したりし、実の妹までも射殺しようとしました。
ギニアスにとって最優先だったのは「己の研究の成果」なのです。
これが、研究者の性なのでしょうか?
フラナガン博士にとっての大儀は、「ニュータイプのあり方」などは関係なく、ニュータイプという人種の兵器転用の可能性を具現化する。
最優先はギニアスと同じく「己の研究の成果」であり、ジオン共和国の国家独立や独裁政権による権力闘争などにはあまり関心がなかったように見えます。
ニュータイプ研究の具現化
ニュータイプ能力と兵器転用。
注目されたのが、ニュータイプのみが発する事ができる、サイコ・ウェーブと呼ばれる感応波。
いわゆる脳波の一種ですが、これをミノフスキー技術と絡め合わせることによって、兵器の遠隔操作を行えるのではないかとの仮説が立てられました。
それを具現化したものが「サイコミュ・システム」で、フラナガン博士はその試作品をモビルアーマー・エルメスに搭載させます。
このサイコミュ・システムを運用する事によるメリットは、前線まで行かなくても遠隔操作した兵器をあやつり、効率的に攻撃を加える。
つまり、パイロットの死傷率と、機体の破損率を大幅に軽減できるのです。
加えて、ニュータイプのレベルにもよりますが、複数の遠隔兵器を操作する事ができるので敵にとってはどこから攻撃してくるかも分からず、防ぎようがない戦術を可能とします。
エルメスは12個のビットを一斉に動かす事が出来たヨ。
その結果ニュータイプは戦場で「最強の兵士」と呼ばれるようになります。
研究の発展
フラナガン博士は一年戦争の早い時期に、サイコミュ・システムの技術を確立させ、次に取り組んだことがあります。
それは、ニュータイプを人工的に作り上げることです。
仮説と立証と運用。
すなわち、自ら完成に導いたサイコミュ・システムの活躍の場を広げたかったのです。
ごく稀に存在するニュータイプを探すのでは無く、作ってしまう。
普通の人間にサイコ・ウェーブを発する能力を人工的に付加する事になりますが、その調整を施された人間は、精神崩壊をおこしたり、廃人になったりと人体に大きな問題が残ります。
ガンダムの世界では人工的に作られたニュータイプを「強化人間」と呼びます。
やがて、フラナガン博士は戦争によって生み出された戦災孤児などを集め、保護するようになりました。
目的はもちろん、強化人間を作り出す実験台とする為に。
多くの犠牲を払いながらも自分の研究を追及し成就させる。
フラナガン博士とは、倫理に悖る研究を常として推し進める事ができる狂気の科学者なのです。
こうして、新しい人類の革新「ニュータイプ」は、フラナガン博士の研究の成果によって戦争の道具と化していきました。
まとめ・考察
フラナガン博士について記述しました。
劇中、フラナガン博士の登場シーンは少なく、容姿も異なったりしています。
影武者がいるのかなぁ。と考えた事もあります。
ただ、リアリティで行くと「第08MS小隊 ラストリゾート」 で子供に人体実験を行っているシーンがあり、その描写はリアルで狂気な感じが描き出されています。
この人が本物かな?
テキサスコロニーでシャアがゲルググで初めて出撃したシーンでも登場しますが、同一人物には見えないのですよねー。
やっぱ別人なのかなぁ。
すんません。
以上、余談でした~。
ギニアス兄さんがゆーりたん達を謀殺したのは、開発の邪魔したからやで。ついでに、開発メンバーに毒酒を振る舞ったのは、成果の一人占めのため。「自分の研究の成就」は該当せえへんと思うんやけど。
てきとーさんへ
コメントありがとう御座います。
返事が送れてすいません。。
ギニアスが謀殺したケラーニ少将は、ギレン総帥に開発中止を進言しようとしたからだったですね。
そーやった。
ギニアスは最後は尋常にあらずだったのかな。
もういちど、08小隊見てみます。
コメントありがとうございます。