ガンダムの話は地球のすぐそばで行われています。
概ね地球と月を取り巻く程度のエリアです。

ジオン公国(サイド3)やガンダムがテストされていたサイド7など、スペースコロニーの配置を見てみましょう。
地球圏とスペースコロニーの配置

これらのスペースコロニー群の配置や位置関係、名称などは下記の内容になります。
S-1 サイド1 通称:ザーン |
宇宙移民計画発動後、最初に建設されたスペースコロニー群。 一年戦争が開戦してほぼ壊滅した。 |
S-2 サイド2 通称:ハッチ |
ブリティッシュ作戦で使用されたスペースコロニー。 「アイランド・イフィッシュ」があった。 |
S-3 サイド3 通称:ムンゾ |
ジオン公国の本拠地。 |
S-4 サイド4 通称:ムーア |
一週間戦争(ブリティッシュ作戦)で壊滅した。 |
S-5 サイド5 通称:ルウム |
一年戦争開戦当初真っ先に攻撃され、ルウム戦役でほぼ壊滅した。 |
S-6 サイド6 通称:リーア |
一年戦争開戦直後、中立を宣言し攻撃を加えられなかった ほぼ無傷のサイド。 |
S-7 サイド7 通称:ノア |
ガンダムの運用テストが行われていた。 1バンチコロニーしかなく、アムロ・レイが住んでいたサイド。 |
地球 | 地球連邦政府の本部が置かれている。 連邦軍の所在地は、南米のアマゾン川流域、通称「ジャブロー」に置かれている。 |
ア・バオア・クー | 小惑星同士を連結したジオン公国の軍事拠点。 |
ソロモン | 小惑星を利用したジオン公国の軍事拠点。 地球連邦軍制圧後はコンペイトウと改名された。 |
ルナ2 | 小惑星を利用した地球連邦の軍事拠点。 |
月 | 初の月面都市フォン・ブラウン市や、ジオン公国が一年戦争初期に制圧した都市 グラナダなどがある。 |
一年戦争開戦当初はこの様な形です。
サイド

スペースコロニーです。
直径6km、長さ40km程ある巨大な「筒」で、その内壁に地球と同じ「1G」の環境を作り、人が生活しています。
最初に出来た物から順に 1バンチ 2バンチ・・・と名前が決まっていきました。
例えば、
「サイド2・37バンチコロニー」
という感じです。

住所みたいな振り分けだナ
小惑星
ア・バオア・クー、ソロモン、ルナ2などの小惑星はスペースコロニー建設時に建設材料や鉱物の採掘、建設拠点基地として利用する為に、木星のアステロイドベルトから曳航されてきた物です。
この為に「木星エネルギー開発船団」が編成され、地球圏へ移動されました。
本来ならば、建設的な目的で利用されるはずだったのですが、戦争勃発と共に各軍の軍事拠点基地として利用される事になります。

ア・バオア・クーです。
後にジオン公国軍宇宙拠点の中枢となりました。
一年戦争末期、ここが陥落した事で終戦を迎える事になります。

ソロモンです。
ジオンの宇宙拠点となりましたが、地球連邦軍が攻略して奪取しました。
その後は「コンペイトウ」と改名し、地球連邦の宇宙軍事拠点となります。
これらの小惑星も隕石として地球に落下させられたりもします。
サイド7
サイド7は建設途中で宇宙移民計画が終了してしまったので、スペースコロニーの建設も同じく中断・終了となり、その結果ポツンと1バンチコロニーしかありません。
ゆえに、開戦当初は戦闘を加えてもあまり価値がないとジオン公国に判断され、攻撃対象からはずれ無傷のサイドになりました。
そんな対象外スペースコロニーは、逆に地球連邦軍の隠れ基地的存在となり、ガンダムの運用テストが進められていきました。
白い線
月の周回軌道
赤い点
ラグランジュ・ポイントと呼ばれる、月と地球の重力バランスが取れる点で、各サイドはその点を中心に安定した周回軌道をとる事が出来る。
青い線
ラグランジュ・ポイントによる各サイド、小惑星の周回軌道
この様な配置・位置関係で戦争は続いていきます。

次の記事からは一年戦争の具体的な内容になるヨ。
一部例外もあるヨ