V作戦 0079.4.1
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地球連邦軍は、一年戦争が開戦し ジオン公国軍のブリティッシュ作戦から地球降下作戦までずっと後手後手にまわり、ほぼ一方的にやられっ放しです。
ジオン公国軍が地球降下作戦で占領地域を広くしすぎて、補給が行き届かなくなり、戦闘膠着状態となった時(詳しくはこちら)、地球連邦軍はやっと重い腰を上げます・・・。
地球連邦軍が発動させたV(victory)作戦とは、モビルスーツの量産とそれらを効率よく運用するための母艦の開発が主な目的で、いくつかの計画が複合した 計画群の総称をいいます。
V作戦の目的とは? どの様な作戦なのでしょうか?
ブリティッシュ作戦や、ルウム戦役でボコボコにされ、敗北寸前まで追い込まれた地球連邦軍でしたが、ようやくモビルスーツを主戦力とする戦略を視野に入れ始めます。
とは言えど、モビルスーツの開発は全くやっていなかった訳ではなく、RX計画という形で開発を進めていました。
またモビルスーツ運用母艦も、竣工直前だった空母、「ペガサス」と「ホワイトベース」がモビルスーツ用に改修され、早い段階で竣工しています。
これらの母艦は、モビルスーツを入れる箱という考えかたで行けば、特に難しい技術でもなく、以前からある宇宙母艦にモビルスーツを入れる箱を増設すれば良いのですが、モビルスーツそのものを作るは、簡単にはいかなかったようです。
ガンダムには戦車とモビルスーツが合体したような「ガンタンク」という中途半端なモビルスーツ(?)が存在しますが、モビルスーツの戦術は、ミノフスキー粒子散布下の有視界戦闘(白兵、格闘)がメインだったので、動きが遅い戦車は不要です。
2足歩行モビルスーツの誕生
そこで 二足歩行モビルスーツの開発が求められましたが、0078.3にジオン公国軍が作業中に漂流させてしまったザクを入手した後は、モビルスーツ開発が飛躍的に進み、V作戦発動後、ガンダムとガンキャノンをほぼ同時に完成させました。
ジムでも記述しているように、ガンダムの運用データが地球連邦軍の量産モビルスーツ「ジム」の基礎となり、目的どおり V作戦は順調に進んでいきます。
この事により、ジオン公国軍と地球連邦軍の戦力差はモビルスーツという同等の兵器を保有することになった地球連邦軍が次第に詰めていき、ついに戦局が動き始めます。
※ ガンダムのTV版や劇場版はこの辺の話から描かれています。
V作戦の事もよく分かる
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はみ出しメモ
地球連邦軍の怠慢とビンソン計画
連邦軍は宣戦布告からV作戦実行まで、3ヶ月の期間を要しました。(宇宙世紀年表参照)
ブリティッシュ作戦やルウム戦役は、明らかに新兵器「モビルスーツ」による戦術の戦果に違いなかったはずですが、V作戦実行まで、なぜ3ヶ月の時間が必要だったのでしょうか?
まず、根本的に連邦軍の高官は、地球に住む事ができる特別な人間という勘違いがもたらす、不都合要因の都合のいい解釈をしてしまう癖があります。(詳しくは宇宙移民計画へ)
具体的に言うと
ミノフスキー粒子? そんなもん戦争に関係ないでしょ!
モビルスーツ? あんなでかい物は狙い撃ちが簡単に出来るでしょ!
ジオン軍? そんなもんは連邦の1/30しか国力が無いんだから、圧倒的物量でどうにでもなるでしょ!
とにかく戦艦をつくって巨砲でやっつけてしまえばいいでしょ!
と言う現実無視解釈をしてしまいます。
この考え方によって 壊滅を喫した戦艦を再建する「ビンソン計画」がV作戦と同じ日に発動されます。
このような内容を3ヶ月をかけて協議していた訳ですが、その間 公国軍は地球降下作戦を成功(?)させています。
V作戦とビンソン計画は相反する内容ですが、この相反が後の連邦軍の軍事的バランスをとる事となった一つの要因とも言われていますが、連邦の腐敗はこれからもどんどん進んで行きます。
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