地球降下作戦 0079.2〜3



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ブリティッシュ作戦 ルウム戦役  2度のコロニー落とし失敗で短期決戦を断念しなくてはならなくなったジオン公国軍・・・ 
しかも、ハッタリでのぞんだ南極条約締結も失敗し、引くに引けなくなったジオン公国軍は、新たな作戦 「地球降下作戦」を実施します。


地球降下作戦の目的とは・・・? どの様な作戦内容だったのでしょう?

ブリティッシュ作戦ルウム戦役は、宇宙空間での戦争です。
宇宙からスペースコロニーを地球へ投下し 間接的に地球連邦軍本拠地を破壊しようという考えでした。

しかし、この地球降下作戦は、考え方を変えて 宇宙から地球へモビルスーツ等の兵力を投下して、地球連邦軍の施設や資源などを奪い取っていき、それにより底をつきそうな国力と戦力の回復と増大を図りつつ、最終的には全制圧しようという物でした。

国力が無いことが南極条約締結の時にばれてしまったので、国力を確保する事も考えながら戦争をする・・・つまり、 「短期決戦」 は出来なくなったので 「長期決戦+国力の増大と確保」 と言う難しい作戦コンセプトへ切り替えざるを得なかったのです。


降下ポイントとポイント選定理由

ジオン公国軍は下記の地図に示したとおり、4ポイントへ4回に分けて降下しました。

地球降下作戦 降下ポイント

1次降下 中央アジア地域

1の場所に、地球連邦軍バイコヌール宇宙基地があった為、その制圧と 2の場所、オデッサ周辺の資源確保 3の場所、中東の化石燃料を確保する事が目的で、この地域のほとんどがジオン公国軍の制圧下となった。


2次降下 北米地域

1の場所に 地球連邦軍の兵器生産拠点 「キャリフォルニア・ベース」があった為、その制圧と、政治的集約を目的にニューヤーク市(現在のニューヨーク)の制圧
その他、穀倉地帯の制圧による食料の確保


3次降下 オセアニア地域

資源確保の為に制圧 しかし、終戦まで特に大きな戦乱はなかった


4次降下 アフリカ地域

地球連邦軍の残存部隊(1次降下時の戦乱から逃れた部隊等)が集結していた地域で、その殲滅と制圧が目的だったが、地球連邦軍の抵抗が激しく、戦闘こう着状態となった


この様な形でジオン公国軍は具体的な制圧作戦を開始しました。
重要地域の中央アジア地区 北米地区の制圧にほぼ成功し、ジオン公国軍有利で戦局は進んで行きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とは言えない事態が発生してしまいます。


ジオン公国の誤算

ジオン公国地球連邦政府に比べ国力1/30しか無い中で、地球降下作戦を決行しますが、長期戦は土台が少ないジオン公国にとって これは不利な要因でしかありません。

その上に、占領地域を非常に広くしてしまったので、
補給が行き届かないという最悪な結果を招いてしまったのです。
つまり、制圧したけど何も出来ない状態へ突入しました。

兵力を投入すれば、当然 食料 武器 備品などが必要となりますが、なんにも出来ないのにそれらが減っていくという事は、無駄の垂れ流し以外の何者でもありません。

全ての地域で戦闘こう着状態(約8ヶ月)が続き、その間 地球連邦軍は体制を立て直して行きます。

地球連邦軍は形成逆転のプロジェクトを開始します。・・・つづく

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 はみ出しメモ

 ジオン公国の詰めの甘さは天下一品

ジオン公国はこの地球降下作戦を含め、ブリティッシュ作戦ルウム戦役という3つの作戦をことごとく失敗してきました。

技術面では連邦より10年進んでいると言われていた中で、ミノフスキー粒子散布下でモビルスーツを使った奇襲攻撃を行ったならば、作戦は成功する確率が高いと思います。

しかも国力が1/30という大差がある不利な条件の中で、何が何でも短期決戦を成功させなければいけないのに、ことごとく緒戦の作戦を失敗させてしまっているのです。

そして、地球降下作戦の実施。
この国力差を考えると圧倒的不利な立場になったと言えます

つまり、長期戦となる地球降下作戦を実行した=敗北を意味しているのです。

自らの国家の存続をかけた戦争だったにも係わらず、これらの作戦を成功させられなかったのは、ザビ家に支配された組織形態が機能していない事を露呈しています。

この組織力の貧弱さが詰めの甘さにつながり、この作戦失敗以外にも初歩的なミス(ジムのページはみ出しメモ参照)を連発したジオン公国はどんどん不利になっていきます。


 
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