|
リュウ・ホセイは、ホワイトベース隊の中で唯一 正規の訓練を受けたクルーでした。
初代ホワイトベース艦長 パオロ・カシアスから艦長代理を任されたブライト・ノアのサポート・相談役としてホワイトベースを影ながら支えていたのです。
 |
初代艦長 パオロ・カシアス |
|
 |
リュウ・ホセイとはどの様な人物だったのでしょう?
|
訓練生と正規のクルーで構成されていたホワイトベース隊。
この新造戦艦は、V作戦の中核を担う象徴的な艦でした。
そんな新鋭艦にリュウ・ホセイも搭乗していました。
正規のクルーだったのですが、訓練も3ヶ月程度しか受けておらず、また実戦経験も皆無で、お世辞でも立派な軍歴を持った経験者とは言い難いものでした。
しかし、シャア・アズナブルのサイド7潜入による戦闘で、リュウ・ホセイの立場が一変します。
ほとんどのクルーがこの戦闘で戦死したからです。
そんな中 リュウ・ホセイ突き付けられた現実は、新米兵士でありながら、ホワイトベース隊の民間人も含まれたクルーを束ね、まとめて行かなくては行けない事でした。
 |
究極の中間管理職
|
ブライト・ノアはパニクっていました。
ガンダムを何としてでもジャブローに持って帰るという責任重大な命令を叩き付けられたにも係わらず、護衛も補給も何もない・・・。
そんな中でブライトにとって最も頼りになるのはホワイトベース隊のクルーしかいないのです。
みんなで協力して、それぞれの役割を遂行してもらう以外に命令もみんなの命も守ることが出来ないのです。
しかし、ブライトも素人同然。
19歳という若輩者で 常に死が隣り合わせの中で冷静を保っていられるはずがありません。
わらにもすがる思いでクルー達に協力を促しますが、「怖い」だの「眠れない」だの「軍人ではないから」だの わがままばかりをいわれる始末。
リュウ・ホセイは指揮官であるブライトと民間人クルーたちのチームワークがとれないと全員死んでしまう事を肌で感じたのでしょう。
ホワイトベース隊の潤滑油として仲を取り持つ事になり、ブライトの良き相談相手、民間人クルーをまとめ束ねる上官役。
そのような死と隣り合わせにある状況で中間管理職的役割を果たし、縁の下の力持ち的な存在となり、ホワイトベース隊の精神的支柱となって行きました。
リュウ・ホセイの器の広さがホワイトベース隊の運営を一時的に助ける形となったのです。
 |
リュウ・ホセイの戦死とホワイトベース隊の成長
|
リュウ・ホセイはランバ・ラル隊との交戦で負傷してしまい、病床につきますが、ランバ・ラル隊の残党との交戦で、負傷しているにも係わらず、自らガンタンクに乗り込み必死にホワイトベースを守ろうとしました。
やがてガンタンクは故障し、動かなくなった所 リュウ・ホセイは同乗していたハヤトにコアファイターを切り離すように指示し、ホワイトベースが絶体絶命のピンチを迎えているときに 敵に特攻をかけて戦死してしまいます。
常に死が隣り合わせだった戦場において誰が死ぬことも不思議ではない状況なのに、リュウ・ホセイの戦死をすぐに受け止められるものは誰もいませんでした。
アムロは、セイラからリュウ・ホセイが死んだことを伝えられた時も「冗談はよしてくださいよ・・・やだなぁ・・・・セイラさん・・・・・・・」信じられませんでした。
リュウ・ホセイの戦死はホワイトベース隊にとってそれほどショッキングな出来事だったのです。
リュウ・ホセイの戦死でホワイトベース隊は精神的支柱を失いました。
ブライトを含めたクルー全員が、リュウ・ホセイに対し、知らず知らずのうちに何かしらの心の支えを求めていたからです。
大きなものを失ったかに見えますが、リュウ・ホセイの戦死はホワイトベース隊の全員の心の中から甘えやわがままを取り除いてくれました。
それからオデッサ作戦へ参戦 ジャブローへ無事にたどり着くことが出来たホワイトベース隊のクルーたちの中には、甘えやわがままを言う者がいなくなり、この戦争に意義や使命を感じるものも出始めます。
リュウ・ホセイの戦死はクルーを立派な戦士にしてくれたのです。
リュウ・ホセイはホワイトベース隊の甘えやわがままによって死んでしまったのかもしれません。
でもそれがリュウ・ホセイにとって自分がすべき必然的な行動だったのでしょう。
自分の命を引き換えに自分の立場における責任を全うしたのかもしれません。
 |
リュウは唯一正規の訓練を受けた人なのに
なぜガンタンクなのでしょう? |
|
|
|
ガンダム入門塾 トップページへ戻る |
|
|
|