アムロやブライトが乗っているホワイトベースやジオン公国軍の超兵器アプサラスはフワフワと空中に浮くことが出来ます。
ホワイトベースは翼こそついていますが、ホワイトベースの形状を考えると、あの翼だけで揚力を得て飛んでいるとは考えにくく、アプサラスなんかは翼そのものもが無いです。
一体 どうやって飛んでいるのでしょうか?
それらは「ミノフスキー・クラフト」と呼ばれるミノフスキー技術の応用技術で飛行しているのです。
〇大質量の物体を空中に浮かせることが出来る「ミノフスキー・クラフト」とはどの様な技術なのでしょう?〇
ホバークラフトってご存知ですか?
ホバークラフトとは船体の下部から高圧空気を水面や地面に噴出し、地面や水面を押す形で船体を浮揚させて走行する乗り物です。
![001[1].jpg](http://www.gundam-nyumon.com/gijyutu/img/001%5B1%5D.jpg)
ホバークラフトです。大分県では客船として実用されていましたが、現在は運行していません。詳しくはこちら
ミノフスキー・クラフトの考え方は簡単に言うと、このホバークラフトと一緒です。
違う所は高圧空気で浮揚させるのでなく、I・フィールド同士による反発力によって浮揚させているところです。
I・フィールドとはミノフスキー粒子が高濃度になった場合に発生するもので、電磁誘導しバリアーとして展開させると メガ粒子をも反発させる力を持っています。(詳しくはこちら)
また、I・フィールド同士もお互いに反発する性質をもっているので、その性質を利用しつつ、ホワイトベースの下部に重ねるように電磁誘導し連続展開させると I・フィールド同士の反発力で浮揚させる事が出来るのです。(下図参照)

ビームをも反発させる力を持つI・フィールドは、I・フィールド同士でも反発しあいます。 ビームサーベルが切り結ぶ事が出来るのは、互いのI・フィールドが反発しあう為であり、ミノフスキー・クラフトはその応用となります。
ミノフスキー・クラフトは推進力として使用するのでなく、浮揚する事に主眼を置いています。ですので、ホワイトベースには後部にジェットエンジンが付いていて、それによって推進力を得ています。
〇ミノフスキー・クラフトの長所と短所〇
ミノフスキー・クラフトを搭載したホワイトベース級やペガサス級・サラブレッド級の強襲揚陸艦(強襲揚陸艦についてはこちらへ)は宇宙から降下し、大気圏を自由に移動し、I・フィールドを展開し続ければ大気圏を離脱することも出来る万能性を保有し、いかなる作戦にも対応できるという大きなメリットを得る事ができました。
同じく、ジオン公国軍もザンジバル級などミノフスキー・クラフト搭載の機動巡洋艦を製造し、戦局を打開しようとしました。
場所を選ばない万能性と言う長所を得る事が出来た反面、短所も存在します。
ミノフスキー・クラフトはミノフスキー粒子を莫大に使用する事と、I・フィールドを形成させた後には、電磁誘導も行わなくてはいけないので莫大な電力が必要となります。
この理由により、ミノフスキー・クラフトには高出力のミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を搭載している事が条件となり、生産コストも非常に高く、放熱性も考慮する必要があったので必然的にプラットホームが大きい戦艦やモビルアーマーにしか搭載できませんでした。
そうなると、機体が大きい分 1機当たりの製造コストが更にかさむ結果となり、ジオン公国軍のフトコロ事情では大量生産が難しい物でもありました。
〇ミノフスキー・クラフトのその後〇
ミノフスキー・クラフトはやがてモビルスーツにも搭載されるようになります。
と言っても、宇宙世紀0104年の話で、ブライト艦長の息子 ハサウェイが搭乗した クスィーガンダム などです。
しかし機体は30m程度の大きさとなり、一年戦争時のモビルスーツの1.5倍程度の大きさとなりました。単機飛行でマッハ2以上を出す性能を保有し、ビームバリアーやサイコミュ・システムなどが搭載されていて、破格の戦闘力を保有する事が出来ました。
ミノフスキー・クラフトはモビルスーツにも搭載されましたが、やはりコスト問題が付いて周り、ミノフスキー・クラフト搭載のモビルスーツはこのクスィーガンダムを含め3機程度しか製造されませんでした。
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