エルメス
型式 MAN-08 重量 163.7t 搭乗者 ララァ・スン ジェネレーター出力 14200kw 所属 ジオン公国軍 スラスター推力 645200kg 全長
全高85.4m
44.7m装甲材質 -
機動戦士ガンダム
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ガンダム入門塾 トップページ>モビルスーツの開発コンセプトとは?>エルメス
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0079 第08MS小隊
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早くからニュータイプについての研究を進めてきたジオン公国軍。
エルメスの開発コンセプト
フラナガン機関と協力し、ニュータイプ独特の能力を解明していきました。
そのニュータイプ研究によって新しい技術開発の可能性が見え始めたとき、ニュータイプの能力を引き出す兵器を作る事をコンセプトとして、先に開発されていたブラウ・ブロのデータを参考に試作された、ニュータイプ専用のモビルアーマーです。
ニュータイプは、普通の人と見た目は変わりませんが、特殊な能力をもっています。
ニュータイプの能力
ニュータイプを研究していたフラナガン機関は、ニュータイプには特殊な脳波があることを突き止めます。
その脳波はサイコウェーブと名付けられ、サイコウェーブをサイコ・コミューターシステム(以下サイコミュ・システム)によって増幅させ、ミノフスキーの技術を応用したミノフスキー通信という通信技術を用いて、兵器を遠隔操作できるようにしたのです。
サイコミュ・システムは、サイコウェーブを増幅させる物なので、ニュータイプ以外の人間には制御できません。
このエルメスは、必然的にニュータイプ専用の機体となってしまいました。
兵器を遠隔操作できる事によるメリットは、前線まで行かなくても攻撃を加えることができる。つまり、パイロットの死傷率と機体の破損率が大幅に軽減される事です。
兵器の革新 サイコミュシステム
しかもエルメスが開発された当時、地球連邦軍はモビルスーツの量産にようやく成功した頃でしたので、ハイレベルな技術であるサイコミュ・システムの存在を知る訳もなく、「気がついたらやられていた」という、まさに奇襲攻撃を加えることが出来たのです。
また、エルメスは、サイコミュ・システムによって機体自体を補助的にコントロールできるように設計されていたので、パイロットとして未熟なララァ・スンも簡単に操縦することが出来ました。
ビットとは、リモコンで動く移動砲台の様な物です。
遠隔操作兵器 ビット
しかし、ただの移動砲台ではありません。
全長8.4mの中に、核エンジンを搭載し、モビルスーツを一撃で破壊してしまう威力を持つメガ粒子砲を備えています。
姿勢制御用の噴射ノズル(スラスターと言います。スラスターについてはこのページのはみ出しメモへ)と情報収集も出来るモノアイカメラまでも装備されています。
この超高性能移動砲台は、サイコミュ・システムを使ってエルメスのパイロット ララァ・スンの考えるまま、意のままに操作することができます。
これを12基も備えていたので、ターゲットを12の方向から一斉に攻撃することも出来ます。
これをオールレンジ攻撃といい、サイコミュ・システム兵器の特徴的戦術です。
12の方向から一斉に攻撃されたら、どんなエースパイロットもひとたまりもありません。
地球連邦軍にとって驚異的な存在となったエルメスは、「ソロモンの亡霊」とあだ名が付けられ、恐れられる存在となりました。
また、サイコミュ・システムを用いた兵器の威力を知った地球連邦軍もサイコミュ・システムの開発(ジャグラー等 ジャグラーについてはこのページのはみ出しメモへ)を独自で行うようになります。
エルメスの末路
エルメスに搭載されたサイコミュ・システムは、ニュータイプの特性を兵器として転換させることに成功できました。
しかし、ジオン共和国創始者のジオン・ズム・ダイクンが唱えたニュータイプとは、「宇宙に人が住むようになり、宇宙での生活に適合しようとする人類の革新」です。
兵器に転用するためにニュータイプは存在しているのではないのです。
ニュータイプのあり方を唱えていたジオン公国がニュータイプを戦争の道具としてしまったのです。
これでは、本末転倒。ジオン公国の独立の意味さえも問われる行為なのです。
ザビ家の支配下となったジオン公国はニュータイプをねじれた形で解釈し、この様な兵器を作ってしまいました。
エルメスは確かに新しい技術の可能性を示してくれましたが、ジオン公国が目指している「国家独立」の矛先が間違っていることを露呈しているのです。
エルメスは私利私欲や支配力を維持しようとする本来の目的を見失ったジオン公国の状態を示す、象徴的な機体だったのかも知れません。
エルメスに搭乗したララァ・スンとアムロの死別する運命のシーンは こちらで見ることが出来ます。
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エルメスのサイコミュ技術を応用して作られた
モビルスーツ キュベレイ
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エルメス
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はみ出しメモ
モビルスーツのスラスター推力って何?
スラスターとは推進器と言う意味です。
モビルスーツに装備してある推進器(熱核エンジン等)がどれ位の力を持っているかを示す数値です。
例えばガンダムはスラスター推力55,000kgとあります。
簡単に言うと 55,000kgの物を重力に対して垂直に押し上げる力があるという事です。
ガンダムの重量は43.4tあります。
これに対して55,000kgの推力があるという事は、55,000÷43.4=1267となりますのでガンダム1267機分を押し上げる力がある計算になります。
凄いパワーです!
少し比較をしてみます。
F−15戦闘機 イーグルはスラスター推力が26,000kgですので ガンダムの約1/2程度です。
しかし、イーグルの重量は14.5tですので推力÷重量で計算すると1791となり、これと比較するとガンダムの推力はそれ程高いものとは言えないかも知れません。
ジムと比較すると、ジムはガンダムと同じ推力なので、重量が軽い分、ガンダムよりも俊敏に動けるかもしれない可能性があるという事になります。
水陸両用のモビルスーツ アッガイやズゴックのスラスター推力も凄いものがあります。
ビグ・ザムやエルメスもどえらいスラスター推力です。
ここまで来ると中のパイロットは体がついて来れるのでしょうか?
Gで死んでしまうかも知れませんね。はみ出しメモ一覧へ